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2022-08-25

顔面麻痺の症状について

ブログ,お知らせ,ママのための整体

顔面神経麻痺は「顔がまがってきた」、「眼が閉じにくい」、「水が口からこぼれる」、「口の動きが悪くなる」など、

顔の筋肉が動きづらくなる病気です。 

 

 顔面神経麻痺の原因は?

多くはウイルス性の神経麻痺

「ベル麻痺」で約60%以上を占めています。

次に頻度が多いのは「 ハント症候群」で約20%を占めています。

→耳の痛みや突然顔が動かしづらくなる症状が多く出ます。

 

いずれも、適切な初期治療を早期に行うことにより、8割の方がほぼ元の状態に戻る病気です。

 

 

治療の最も大切なポイント

キーポイントは発症3日以内の耳鼻咽喉科・頭頸部外科の受診

 

 顔面神経麻痺の治療

「ステロイド鼓室内投与」など点滴やお薬

 

  顔面神経麻痺の時に自分でできること

 

  • マッサージ
  • 暖める
  • 運動訓練
  • 日常気をつけること

 

1.マッサージ

  • 手の指先や手のひらを使って顔面の皮膚と筋肉を数分マッサージします。
  • これは動かなくなった筋肉をほぐして堅くなるのを防ぐためです
  • そして筋肉に刺激を与えることによって萎縮することを防ぐためです。

1日に数回して下さい。あまり広い範囲を同時にしない方がいいでしょう。

 

2.暖める

  • 顔の筋肉の運動がなくなると,筋肉の血流が悪くなります。
  • 暖めたタオルを麻痺した側の顔にあてて血液循環をよくしましょう。
  • お風呂に入ったときも麻痺した顔を暖めるようにします。

 

3.運動訓練

顔面の動きが戻り始めた時期から開始します。

  • 額にしわを寄せる,
  • 目を大きく開く,
  • 目を軽く閉じる,
  • まばたきをする,
  • イーと歯を見せる,
  • 口をへの字に曲げる

運動を鏡を見ながら行います。

軽くゆっくり顔を動かして下さい。強く目を閉じたり,力一杯ほほをふくらませるなどの事は良くありません。

 

 

 

 

高度の麻痺がある患者さん,してはいけないこと

 

高度の麻痺がある患者さんが,過度に顔面全体を同時にマッサージしすぎたり

 低周波や電気刺激で顔面の筋肉を無理に動かすと後遺症が重くなることがあります

病的共同運動が悪化する可能性があるのです。

無理せず適度に,顔面の部分部分をマッサージするなどして下さい。

 

 

 


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